国際津波防災学会第一回都市共生分科会に参加しました

どんよりした天気ですね。
花粉もなく、気温も調度いいので過ごしやすいですグーグーりょうです。

国際津波防災学会第一回都市共生分科会とは

勉強会名は長く難しいのですが、災害に対して地域で備えようという趣旨の勉強会です。

関東でいうと最近の大きな災害は3.11でした。

あまりに大きな災害のため、多くの混乱が生じました。
自分自身の身の安全の確保もままならず、不確かな情報に惑わされた方も多いと思います。
私自身も、不慣れな東京で交通機関等のインフラが機能しない中、大変な思いをしたのを覚えています。

災害に対して、
どのような災害なのか、どのような事に注意が必要なのか

避難に対しても
避難場所が分からない、行き方もわからない、そもそも避難する必要があるのかもわからない...

あれから7年が経ち、災害への危機意識や準備等がだいぶ薄れているように感じます。

国際津波防災学会第一回都市共生分科会

もう一度、災害に対しての備えを考え直してみましょう!

本当に必要な防災

一つ皆様に覚えておいて頂きたいことは、
災害弱者』という存在です。

おそらく僕もですが、これを見ているあなたも自分が災害弱者だとは思わないでしょう。

災害弱者とは、
高齢者や障害者、子供、妊婦等がイメージしやすいと思います。

しかし、これはあくまでも「身体」に着目しているに過ぎません。
実際には、言葉が通じにくい外国人、土地勘の少ない旅行者、先述の例の方々の介助を行う主介護者等、その範囲は広範囲になります。

なんとその割合は、全体の5割にも及ぶと言われています。

それでも、この中に私は含まれません。

しかし、ひとたび災害が発生すると、その時、自分が今の状態で立ち向かえるとは限りません。
もし、ケガをしてしまったら...病気をしていたら...誰でも災害弱者になりえます。

だからこそ、『災害弱者』について、考えたいと思います。

彼らをどうしたら効率よく避難に導くことが出来るのか、それが今回のテーマでした。
その内容は大変勉強になるもので、医療に従事していた者、日々外国人に触れ合う者、地域への定着を目指す者として、今後の自身のために役立つものでした。

悲しい子供の置かれた現状についての現状

頑張らない避難

頑張らない」という言葉は医療の世界でもよく言われることです。
患者さまは既に頑張っているので、安易に頑張れという事はかえって追い込んでしまう事になりかねません。

これは災害時でも同うようだと思います。
すでに頑張っている方々にさらに頑張るように促すと、高齢者は諦めてしまうでしょう、子供や外国人は状況が分からず不安や混乱をきたすでしょう。

そうなると、死ななくていい人を死なせてしまう可能性があります。

そうならないためにも、あらかじめ災害、避難に対して備えることにより、いざという時にしっかりと行動をとることが大事となります。

私が非常に感銘を受けた言葉は防災の専門家、愛知県立大学の清水教授の仰った「避難はシステム」という言葉です。

それまで私は、避難はいかに状況を早く把握し、指定された避難場所まで安全に早く辿り着くかという、ものだと思っていました。
これは予めある程度は備えますが、いざとなれば臨機応変に対処するというものです。
実際に私は3.11の際には、数キロを歩き回り、避難と情報・食料品の確保を行いました。

これは到底、災害弱者の方にできるものではありません。

それに対し、清水教授のお話は避難場所を第一、第二、第三と決め、さらにそこへ向かうルートも複数定め、避難にかかる時間も計算しておくというものでした。
ルートが遮断されればすぐに別のルートへ、時間が掛かり過ぎれば第二目標へ向かう等の準備が必要というものでした。

これにより、頑張らない避難が可能となります。

もちろんこの避難の実現には、行政による災害の被害予測やインフラの整備も必要ですが、それらの情報や資源を基に個人個人に合わせた避難計画を作成しておくことが必要です。

東京都豊島区の避難場所、救援センター、防災地図

最後に

ご自身が災害に遭遇し、災害弱者にならなかったとしましょう。

東日本大震災では、30~40分ほどで津波がきました。

揺れが収まり、身の安全の確保を行い、情報収集を行い、災害バッグを取り出し、身支度を整え、避難する。
その避難ルートは崩れているかもしれません、火災が起きているかもしれません、大勢の避難者で溢れているかもしれません。

そう考えると30~40分は短く感じますよね。

みなさんももう一度災害に対する備えを確認してみてください。

それでは明日も
グーグー!!

プロフィール

グーグーりょう
グーグーりょう
椿坂行政書士事務所で主に外国人業務に従事しています。
仕事に遊びと幅広く活動しています!

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